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一級建築士試験に挑戦しました。結果は・・・

どうも!代表の伊藤です。つい先日、一級建築士の学科試験がありまして、僕も挑戦してきたので、ちょっとした体験記をレポします。

 

 

一級建築士の試験について

一級建築士とは?試験や仕事内容から二級建築士との違いについてまで | 資格・職種ガイド | 建設転職ナビ

建築は、やはり命と財産に直接影響があるものなので難関資格の一つだと言われています。社会に大きく影響するので、国家が管理するべきですし難易度は難しくないといけないということですね。

 

試験は学科試験(7月)と、実技製図試験(10月)の二段階で行われまして、今回僕が挑戦したのは、7月の学科試験でした。

 

この学科試験だけで、5年平均合格率が17%程度。受験する資格が専門大学を卒業して実技経験2年という中で、それでもなお17%ということですから、やっぱり結構難しい状況ですね。そこから10月の実技試験でまた6割カットされます。

 

なので実際に1年間で合格する確率は7%程度。難関資格と言われる所以ですね。

 

 

試験の結果・・・は残念ながら。

これが僕の試験結果でした。こんなの晒して恥ずかしくないのか?と言われそうですが、お許しください。残念ながら敗北した結果です。合格基準点が86点(予想)だそうで、あと7点足りない。とても悔しいですね。

 

毎週日曜日の朝9時~15時を勉強し、毎日1時間~2時間。という感じで勉強してきました。最後の1ヶ月は仕事そっちのけで、勉強最優先で自室に籠もって机に座り続けるという感じ。この半年での勉強総時間が、500~550時間くらいだったと記録してます。

 

結果は、試験敗北でしたが、勉強して建築の知識は明確に増えましたし、自分が不勉強であることも改めて自覚できました。また、とにかく最後まで諦めずに手を出し続けた事は、素直に胸を張りたいなと思います。

 

勉強がなんとか続く「7つのコツ」

今回資格取得ということで、勉強の半年間を過ごしました。でも、今まで習慣づいてないことなので、なかなか続かない。そんなところからスタートでした。その経験で得られた「勉強のコツ」みたいなものを感じたので、このブログでシェアして終わりたいと思います。

 

 

①仲間を作る(社内に&家族に)

やっぱり勉強ってしんどいもんです。今回、会社の全体挑戦として参加者を募って、僕もいれて社内5人で挑戦しました。辛いことでも、少しずつ励ましながら、また分からないところも教えながら、(時に傷をなめ合いながら)。この存在は、とても心の助けになりました。

 

それと、家族に伝えることですね。妻に「勉強するから帰るの遅くなる」としっかり伝えて、「頑張ってね」と言われたからこそ、僕もやれたんだと思います。家のこと子供のこと、全部やってくれた妻には、心から感謝しています。彼女には「合格したよー!」と言いたかったですが、力不足、まだまだ努力不足でした。

②タイマーを買う。

これが僕の勉強の相棒でした。別にこの商品でなくてもいいんですが。いきなりにスタートするより、「さて!いまから50分やろう!」と終わりの時間を宣言してから、スタートするほうが集中力が高まります。また「お、そろそろ時間が経ったかな?」とタイマーをみると、15分しか経過してなかったりと、集中する困難さがすごくわかります。

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③iPhoneを遠ざける

「スマートフォンは時間泥棒だ!」という記事を以前、このブログでも書きました。まさにそのとおりでした。先程のタイマーでは勉強する集中時間は15分くらいしか保たないのに、iPhoneでInstagramや、Twitter、Youtubeなどを見ると、あっという間に1時間が経過してしまいます。

 

それだけでなく、机の上にスマホがあるだけで、15分の集中時間が3分(+30秒オフ)ごとの細切れになってしまいます。なので集中力全体にも大きな悪影響があるんです。僕は勉強時間にはiPhoneの電源を切って、車に放り込んでからやりました。意思が弱い(スマホ中毒の)僕にはそれくらいやってもまだスマホの誘惑が断ち切れんかったです。

 

これについては、勉強系Youtuberブレイクスルー佐々木さんが上手にまとめてますので、御覧ください。
【使うだけで】勉強が出来る人に変わるアイテムTOP5
【今スグやれ】スマホ中毒から抜け出す方法 TOP5

④時間を細かくする

どんな人にも平等にあるのが、1日24時間という制限です。ですが、「毎日2時間勉強しよう!毎日何時になったら勉強スタート!」という具合には僕はできませんでした。というのは、やっぱり心がサボるんですね。

だったら、サボる前提で時間を細かくしようと決めました。1日8時間は寝て、8時間は仕事するわけですから、残りの8時間が勉強できる時間です。後で述べますが、睡眠時間を削るのは絶対にやめたほうがいいです。さて、この残り8時間をですね。もう少し細かく区切るんです。

 

何時になったらスタートとすると、その時間に机に向かえない理由って何かしらでてきます。日々同じルーティンができる人少ないと思います。でしたら、4時間のうちに1時間だけ参考書を読めたらゴール。というぐらいにハードルを下げたほうが継続できます。

 

その代償として、車の中にも鞄の中にも常に参考書を持ってる状況にする。こうすると「あ、いま15分だけやろう。そうしたら、あと45分でいい」という具合に勉強をゲーム化できるんですね。

 

⑤初動の葛藤には目をつぶる。

とはいえ、やはり何より「さぁいまから勉強しようか」のスタート一歩が踏み出せないものです。朝起きるのも「うーん、あと少し」と二度寝してしまうし、ジムに行く時も「面倒くさいな~」となるのが人間です。勉強も同じく、さっさとやればいいのに、やらない。人間というのはそういう生き物なんです。

そんな時、僕の頭によぎったのは水風呂でした。「勉強の初動はまるで水風呂に入るが如く、冷たさには目をつぶって、ただドボンといく。」もうそれしか無いですね。不思議なものであれほど嫌がっていたことが、一歩踏み出しただけで、あとは別に苦労もなく1時間は経過します。でも、あーだのこーだの言ってる時間は1時間半もあったのです。勿体ないですよね。

 

【実証済】諦めていた人でも続けられる世界で一番簡単で絶対に効果のある筋トレ法2種目を紹介します。

筋肉系お笑い芸人の、なかやまきんに君もご自身のyoutubeで、「筋トレを続かせるコツは、嘘みたいにハードルを下げること」だといいます。習慣化のコツって色々な角度から立証されてますので、勉強に限らず新しい何を手に入れたい方は研究してみるのが良いかと思います。

 

⑥勉強を記録する。

これがま、案外励みになる。時間の記録も大事なんですが「今日もやれたぞ!頑張ったぞ!」みたいな自分にかける励ましの言葉みたいなものも、モチベーションを保つ上で重要でした。時間の記録は、子供たちがラジオ体操でシールもらうみたいな感じで、勉強したところを色塗りしていると、クエスト感覚で楽しさもあるので、おすすめです。

経営マネジメントの大家であるPFドラッカーも「経営改革の基礎は、自分たちが何をしているかを記録するところから始まる」というように、何をしたか、どれくらいしたか、何が不足しているかなどを毎日振り返るためにも、紙に落とすという作業はとても生産的でした。

 

⑦しっかり寝る。

これが本当に大事!!寝てると脳みそが復活します。復活するというのは

①やる気が出てくる、②記憶定着率が高まる、③気づき力が高まる、④理解力が高まる、⑤耐力・体力が高まる、などのことで、つまりは「生産性が爆上がり」することです。

 

何時になったら勉強する。という時間を決めるのは困難だと知りましょう。しかし、「何時になったら絶対に寝る」ということを決めるのはとても重要です。終わりがあるから集中できるんですし、寝ている間に勉強したことが整理されて、補完されていきます。なので寝ることが、とてもとても重要なことなんです。

 

まとめ

以上が、今回の半年チャレンジで経験できたことです。建築の専門知識向上はもちろんのことですが、それよりも学習する効果的な仕組みについて体感できたのは大きな価値だったなと思います。毎日2時間をなにかに費やし重ね続けることができれば、半年後1年後にはしっかりとした変化があることも体感できました。

 

これからも建築に限らず、いろんなことを学習していきたいと思います。材光工務店の社員の皆様も、日々の仕事で大変おつかれだと思います。まずはしっかりした睡眠確保を守って、健康を第一に、そして勉強もしっかりして励みましょうね。

 

 

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