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2022年スローガン「プラスワンの仕事を。」

あけましておめでとうございます。旧年中は前半はコロナ禍の真っ最中で、後半には自民党総裁選もあり、ワクチン接種も進み、コロナも終息の兆しを見せ、日本国内が右往左往と変化を起こした年でした。弊社のお客様におかれましても、大変な変化を余儀なくされ、大きな苦労をされた方々も多かったろうと存じます。弊社グループのホテル事業部においても、コロナショックの経済的打撃は大変大きく、新しい生活様式への対応をしたことなど、印象深い年でございました。

 

また同時に世界ではカーボンニュートラルゼロへの動きと、ダイバーシティへの動きが急加速しています。僕も青年会議所時代に沢山勉強させてもらったSDGs(持続可能な17の開発目標)は、世界的な大きな渦となり、日本国内も大きな波が訪れています。そんな外部環境の変化に対して、新しい考え方をしたり、別の知識を勉強したりという、変化に対応することを、昨年2021年のひとつのテーマにしていました。社内でも若手ミッションと題しまして、中核を担う若手中堅社員を中心として、各種プロジェクトを立ち上げ、それらに挑戦してきました。成果もあり課題も見えてきて、もがきながら過ごした一年でした。

 

そんな困難模索の時期を超え、世間はいよいよ新しい展開へと動き始めようとされておられます。2022年の干支は寅(トラ)。十干は壬(みずのえ)です。壬は妊(ニン)に通ずるともいい、新しい命や動きを妊む年であるともいいます。また寅は動物の虎でなく、矢をつがえ、さぁ放たんとする弓の象形文字といわれます。これらを合わせると、2022年は「狙いを定め、新しいことに向けて動き出す段階」の1年であると言われます。そんな1年に材光工務店のテーマは「プラスワンの仕事を」といたしました。

 

経営・ビジネスの本質はなにか。僕たち材光工務店であっては、やはり建築の技術を提供すること。またそれにまつわる不動産などの情報などを提供することです。そして月並みな言葉ですが、ビジネスを成長させるには、「お客様によろこんでいただく」こと以外ほかにはありません。さて、どうしたらお客様に感動してもらえるか。材光工務店に注文してよかったといってもらえるか。その答えは一つだけです。お客様の期待に応え、さらにはそれを超えるような仕事を提供することです。

 

 

ではどうしたら、それができるか?過去にたくさんの工事をしてきた先輩方は、「図面に描いてること以上をするんや」「使う人の身になって作らなアカン」。と、皆口を揃えて語ってくれます。自分たちが良い仕事をすることで、お客様がより大きな利益を上げることに繋がる。相手を喜ばせる。ここに仕事の本質があるのだろうと思います。

 

仕事は、お客様との接点にだけあるわけではありません。社内の各部署で仕事は分担されています。営業・総務・設計・積算・工事・アフターフォロー・リサイクルプラントなどなど。それぞれ一つずつの仕事がバトンを渡すように数珠つなぎとなって、最終的にお客様との接点にたどり着きます。それらバトンの受け渡しのタイミングの度に、「あと少しだけ、もうちょっとだけ良く」、そんなプラスワンの心が働きだせば、それらが積み重なっていきます。工事と営業、フロントオフィスだけでなく。バックオフィスも皆、今までよりも少し良く、昨日よりもちょっとだけ良く、そんな心がけを大切にしたい。

 

また個人においても成長をしてほしいと思います。日々振り返り、自分の1日の過ごし方、時間の使い方、自己と内省して。「今日は昨日より、ちょっとだけ良く」。そんなプラスワンの気持ちを毎日毎日繰り返してほしい。個の成長こそ集の充実になります。そしてそれが自らの幸せへと循環していくと僕は思います。

 

どうか今年も忙しく良い年になりますよう。皆で力を併せて仕事ができるよう、お互いに励みましょう!今年もどうぞよろしくお願いします。


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