業務を自動化!RPAをスタートします。
おはようございます。代表の伊藤です。
唐突ですが、今月からRPAを導入します。
RPAとは、ロボティック・プロセス・オートメーションの略。事務仕事を中心として、業務を自動化させることをいいます。
IT化でやりたいこと
IT化というのは「人間がやってきた仕事をコンピュータにさせること」を言います。18世紀に起こった産業革命と構図は同じです。なので、どちらも「人間の仕事がどれだけ減らせるか?」が評価ポイントになります。手で書いてたときよりパソコンの方が2割くらい時間長い。これだと意味がないんです。
RPAに限らず、材光ではGoogleのツールなどを導入したりしてますが、「仕事の道具が少し便利に変わった」と捉えるとIT化としては失敗。「この仕事はもうしなくていいんだ」となるのが求めている結果なんです。誤解しがちなんですが、ここがとても大事なので、しっかり認識しましょう。
仕事を減らしてやりたいこと。
上の三角形を見てください。一日の働く時間を模したものです。三角形の上にいくほど仕事の難易度・複雑度が増加して、作業分担や他人に任したりすることができなくなります。これが最も「付加価値の高い仕事」です。言い換えれば、「最も人間がやるべき仕事」ですね。
下の黒い部分は一日の最も多い時間を費やしているのに、難易度の低い仕事になります。言い換えると付加価値の低い仕事ですね。だからといって、無駄な仕事というわけでない。やらないと会社が回らない業務です。
IT化により、この三角形の下の部分(黒い部分)にかけてきた時間を削減します。そして空いた時間を三角形の右上に積んでいくわけです。こうして「付加価値の高い仕事の時間を増やすこと」がIT化の大事なミッションなんです。付加価値の高い仕事とは、外部との接触時間の長さであり、社内コミュニケーションであり、将来設計への調査だったりです。こうした時間をどれだけ増やせるか。これが未来の材光工務店を育てる種になります。
今回からスタートするRPAで大事な事は、「毎日の業務の中で、なにが自動化できるか?それにより自分たちの時間はどれだけ減らせるか」です。工事部・総務部・工事管理部の3名の若手がこのミッションを担当します。全部署共通の課題ですので、3名の仕事をしっかりサポートしてよりよい改善が実現できるように頑張りましょう!