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全長2.7kmの斜張橋が神戸に建設されます

日本有数の橋といえば、神戸と淡路島を結ぶ「明石海峡大橋」です。吊橋構造の橋では世界最大(支間長距離で)のもので建設プレジェクトの複雑さ、困難さでも大変ドラマチックな建造物です。

 

さて、日本ではあれ以来、目立った巨大橋計画はなかったのですが、この度神戸ポートアイランドから六甲アイランドを結ぶ巨大橋の建設計画が発表されました。

 

これが全体計画の概要ですね。橋は阪神高速神戸線からブランチ。(東)六甲アイランドを経て、ポートアイランド(西)を渡る。その後さらに須磨海浜公園の方に抜けるルートを作る。

 

グーグルマップで描くとこんな感じになります。

 

こちらが模型ですね。いやいや巨大なスケールです。今回の斜張橋、サイズとしては日本2位の距離になるそうです。現在1位は多々羅大橋です。

 

良いきっかけなので、橋について軽く勉強していました

 

 

【橋の種類】桁橋・吊橋・斜張橋

橋は6種類に分類されます。写真左上「桁橋(けたばし)」、「アーチ橋」、「トラス橋」、「カンチレバー橋」、巨大建造物はすべて、「吊橋(つりばし)」か「斜張橋(しゃちょうきょう)」です。

 

それぞれ有名な国産橋を紹介します。

【桁橋】橋梁ともいいますが、一番原始的な作り方です。柱を立てて床を敷くというね。有名なやつは世界どこでもありますが、日本だったら京都嵐山の渡月橋とか。

 

【アーチ橋】これは古くはヨーロッパとかで石をアーチ型に積み上げて上からの荷重を支える形。大阪の十三大橋などが連続アーチ橋のかっこいいやつです。

 

【トラス橋】桁橋の荷重をトラスで補強して、より大きな橋がかけられるものです。これもたくさん橋がありますが、金沢の犀川大橋なんかはかかっている場所の風情もあって、なんだか旅の思い出に残りやすい橋ですね。

【カンチレバー橋】7年前に開通された東京ゲートブリッジ。別名恐竜橋です。トラス橋の応用問題みたいなもので、より長い距離を懸けられる橋。力学的デザインが大変かっこいいやつです。他に特徴的なものは大阪の港大橋とか。海外のものだとカナダのケベック橋が有名。

【吊橋】これはもう明石海峡大橋。支点間距離で世界ランク1位。めっちゃかっこいい。これを建設するときのストーリーがもう大変ドラマチックで、昭和って素敵な時代だなと沸々感じる。

【斜張橋】神戸にできる新しい橋はこのタイプ。国内で有名なものは瀬戸内海にたつ多々羅大橋です。今治と尾道を結んでいます。長い橋になると、吊橋or斜張橋になるのですが、どっちが良いとは一概には言えない。斜張橋が直線でダイナミック、吊橋は曲線的な景観。力学的には吊橋のが複雑で施工時間も長くなる。

 

まとめ

うちの会社では橋の工事や、土木の工事はしておりませんが、やっぱり建築屋ですから、こういうニュースは大変楽しみ。どこの会社が請け負うのか、工事完成などが待ち遠しいですね。