完璧主義とサヨナラ!「完了主義」で仕事も心もスッキリさせよう
皆さん、こんにちは!材光工務店の伊藤です。
突然ですが、「ついつい仕事を後回しにしてしまう…」と悩んでいる方はいませんか?もしかしたら、その原因はあなたの「完璧主義」にあるかもしれません。
「まだ仕上がってないから明日やろう」「もっと良いアイデアが出るまで待とう」
そんな風に考えていると、仕事はどんどん溜まり、完璧のハードルも上がっていく一方です。結果として、やるべきことが山積みになり、それが大きなストレスとなって心を圧迫してしまいます。最終的には「やらなきゃいけない」と重い腰を上げて取り組むものの、その間ずっと心のどこかでモヤモヤを抱え続けるのは辛いですよね。
完璧主義の落とし穴
完璧主義の人は、「100点のものを出さなければ」と考えがちです。もちろん、質の高いものを提供することは素晴らしいことです。しかし、その完璧を追い求めるあまり、着手するまでに時間がかかったり、途中で行き詰まってしまったりすることはありませんでしょうか。
「もっとできるはず」「まだ足りない」という思考は、時に私たちを立ち止まらせ、行動の足かせになってしまいます。そして、タスクが未完了のまま積み重なることで、本来のパフォーマンスを発揮しにくくなってしまうのです。
目指すは「完了主義」!
そこで皆さんにおすすめしたいのが、「完了主義」です。完了主義とは、100点満点を目指すのではなく、「まずは終わらせる」ことを最優先にする考え方です。
「60点でもいい、50点でもいい、なんなら30点でもいいから、とにかく完了させる!」
これが完了主義のモットーです。
完了主義で得られる3つのメリット
完了主義にシフトすることで、以下のような良い変化が期待できます。
- 心の平穏を保てる 未完了のタスクが心に重くのしかかることがなくなり、ストレスが軽減されます。
- 仕事のスピードが上がる 「完璧」を求めすぎないことで、一つ一つのタスクを素早く終わらせられるようになります。これにより、全体の生産性も向上します。
- より質の高いものが生まれる可能性 「とりあえず完了させる」ことで、たたき台ができます。それをチームで共有し、フィードバックをもらいながら改善していくことで、一人で抱え込むよりもはるかに良いものが生まれることがあります。実は、完了した時点で3割は終わっているも同然。残りの7割は、もしかしたら必要のない作業だったり、誰かの助けを借りることでよりスムーズに進む部分かもしれません。
完璧主義を手放し、「完了主義」へと意識を変えていきませんか?
まずは小さなことからで構いません。「完璧じゃなくてもいいから、今日中にここまで終わらせてみよう」という気持ちで取り組んでみてください。その一歩が、あなたの仕事の進め方や心のあり方を大きく変えるはずです。
材光工務店では、皆さんが気持ちよく仕事に取り組めるよう、これからも様々なサポートをしていきたいと考えています。
というわけで、おすすめ書籍です。