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材光工務店の生産性向上。まずは「5S運動」だ

先週月曜日から、材光工務店では「5S運動」がスタートしました。これまで工事現場では長らく5S活動に取り組んでいましたが、この度、本社でも実践しようという声が高まり、いよいよ本格始動です。


5S運動、その心は?

「人を見るなら、着ている服や話す内容よりも、靴を見よ、あるいは車の中を見よ」という言葉を聞いたことがあります。これは、その人の日常生活が細部に現れる、という意味ですね。5S運動も、まさに同じ。日々のデスクの上や引き出しの整理整頓は、頭の中の仕事の整理具合と繋がっています。

不要なモノを捨てることは、生産性を大きく向上させます。それだけでなく、使いやすいように配置を少し変えるだけでも、大きな変化が生まれるもの。


5S運動の目指す場所

5S運動の最終目標は、無駄を極限までなくし、生産性を高めること。そして、同じ失敗を繰り返さない組織へとアップデートしていくことです。これは、あのトヨタ生産方式にも通じる考え方。

だからこそ、デスクの上、社内、本棚、パソコンの中、これの煩雑さをなくすだけでなく、もっと広い視点での5S活動も大切になります。例えば、自分たちの過ごしてきた時間に無駄はなかったか、会議の生産性は上げられたか、移動に無駄はなかったかなど、空間以外での5S活動も重要です。


習慣化への道のり

本来であれば、この「空間以外での5S活動」こそが、より重要なステップだと考えています。ですが、習慣は一朝一夕には身につきません。

なかやまきんに君.com

私がよく見るYouTuber、なかやまきんにくんさん。彼の素晴らしい肉体は、日々の継続の賜物ですよね。彼がYouTubeで話していたのは、「新しい習慣を身につけるには、スタートをできる限り小さくすること」。例えば、10やるべきことを1や0.5に設定するんです。「もう終わり?」と体が逆の反応を起こすくらい。「これなら絶対に続けられる」というレベルまでスタートを小さくする。そうすれば、0.5が0.8になり、1.0になり、3になり、5へと着実にステップアップしていくんです。

良くも悪くも、人間は習慣の生き物。良い習慣も自然と続けられるようになります。自分の脳を騙しながら、良い習慣を身につけていきたい。これは会社組織においても同じです。

まずは少しずつ、5S運動が習慣となるよう、小さく小さく継続していきましょう!

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