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人材から人財へ。今年もよろしくお願いします。

少々遅ればせながら新年あけましておめでとうございます。もう1月8日で、七草粥も食べ終わってから挨拶するのも、少々遅いのですが・・・・。

 

さて、僕たちの会社では毎年の仕事初めの時、社長の僕から年頭所感として、一つのテーマを発表します。これが後にいわゆる年間スローガンとして、経営計画書に反映されていくわけです。今年は、「人材から人財へ」と致しました。

 

AIの時代、人ってなんだ

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21世紀のトレンドは間違いなく、AIやIot、を代表するテクノロジー。農業革命、産業革命、情報革命、そして第4次革命がもう起こり始めています。

車産業も「ハイブリッド」から「CASE」(Connected /Autonomous /Shared /Electric)の4本柱への転換ができるかどうかが課題になり、大量生産で車を作っていた時代から、ライドシェア、自動運転の時代の先駆者は誰かの争いが始まっています。その技術を担うのが電気関係であり、センサーやハイテクノロジー関係です。

未来の社会のあり方が抜本的に変わっていく、そんな時代の転換期に僕たちは立っている。そう感じざるを得ません。AI技術はどんどん進み、現在マーチクラス(Meiji Aoyamagakuin  Rikyo Chuo Hosei)の大学受験ならば、人間の合格率をAIが抜いたそうです。さて、こうなってくると、今後は「人間の仕事が何で、ロボットの仕事は何か」の議論が進んでいくことになります。(このあたりに警句を鳴らしている数学者の新井紀子さんが書かれた「AI vs 教科書の読めない子どもたち」は必読本です。)

これからの社会は、今までの延長線上にはない。少々乱暴かも知れないですが、そういうふうに考えても、大外れはしていないように思っています。

「企業は人なり」の原点に

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日本政府がすすめる「働き方改革」は、ある意味「働かせ改革」であり、労使関係の見直しをしろと言ってるだけに過ぎません。それだけでは時代の変化に日本は絶対に勝利できません。必要なのは「本当に価値のある仕事」を提供することに集中しているのか、将来の変化にアンテナを立てて先行投資しているかです。

日本国内では、東京オリンピックの年ですし、北陸新幹線や大阪万博に向けて様々建築需要は高まっていく流れにはあります。しかし同時に少子高齢化や人口減少が加速し、長浜市内でも大きな課題が山積み状況になっていくでしょう。そんな背景の中で材光工務店として、既存の請負業のパワーアップと合わせて、先程から語っている変化の時代に適した「新しい提案ができる能力」を磨いていくことで、地域貢献できる企業に成長していきたい。請負業からプロデューサー業までの能力拡大を目指していきたいと思っています。

僕たち材光工務店の建設請負業では、品質の高い建物を他社よりも低価格でできるかが企業価値となります。それを実現してくれるのは、間違いなく社員ひとりひとり能力と会社全体のチームワークです。一人ひとりの成長こそが企業の成長である。という意味で、今年のスローガン「人材から人財へ」を決定しました。

 

今年は、社員教育へ色々取り組んでいきたいと思います。様々な機会を社内に提供して、僕自身も新しい人間になれるよう、勉強していきます。

 

あらためて、1年間どうぞよろしくお願いいたします。


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